■特徴
●超音波パルスとは… コウモリがエコーロケーション用に出す超音波の帯域は、倍音まで加えると、200kHz(1000Hz)にまで達する。 一方、音の長さは0.25m秒(1/1000秒)から長いものでは数十m秒程度の音であるため、普通「超音波パルス」と呼ばれている。パルスとは、時間的に急に強くなって極めて微少時間つづき、また急に0になるような衝撃的電流の繰り返しをいう。 さて、エコーロケーションのパルスは最も単純にはFM(frequency-modulated)型と、CF(constant-frequency)型とに分けることができる。 ●狩りの方法 では狩りの際、どのようにパルスが出されるのであろうか。 ・ 探索期 1秒間に約10個程度の間隔で規則的にパルスが出される。 ・ 接近期 120〜200個/秒でパルスが出され、獲物の追跡にかかる。この時には獲物の位置、正確な距離の情報が集められる。 ・ 捕獲期 120〜200個/秒でパルスが出され、獲物の最後の追跡、捕獲を行なう。この時、CFコウモリではパルスの時間が短縮され、分解機能を上げている。